寺地拳四朗、京口との全勝王者統一戦に意欲 父・寺地会長「常に連絡は取っている」
ボクシングWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(29)=BMB=が28日、京都府宇治市、城陽市、久御山町を表敬訪問し、WBA世界同級スーパー王者・京口紘人(27)=ワタナベ=との統一戦へ意欲を見せた。
久御山町役場で取材対応した王者は、具志堅用高の持つ世界王座13回防衛の日本最多記録更新と4団体統一を改めて宣言。「今年中に10回、来年13回」と防衛ロードを描くが、新型コロナの影響で海外選手との対戦が困難な状況。父の寺地永会長は「京口選手陣営とは常にやりたいねと連絡は取っている」と全勝王者による統一戦実現の機運を待つ。
寺地会長はWBC2位の矢吹正道(緑)も次戦の有力候補だとした。拳四朗は「防衛回数を重ねられれば、誰とでも戦います」と明言した。