新日本・タイチ コロナ感染していた「保健所の人たちの対応が半端なくて」

解説をつとめたタイチ=東京・後楽園ホール
解説をつとめたタイチ=東京・後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(24日、後楽園ホール)

 タイチが新日本の動画配信サービス「新日本プロレスワールド」で新型コロナウイルスに感染していたことを明かした。

 新日本は3日の福岡大会以降に9選手が新型コロナウイルスに感染したことを発表しており、この日の午前には、オカダ・カズチカが音声プラットフォームAuDeeで配信された自身の番組で自ら感染していたことを公表した。

 そして、タイチもこの日、大会生中継のゲスト解説を務め、全試合終了後に自身が欠場したことに言及し、「オレも感染してたってことよ」と告白。試合はできる状態ではあるが、盟友のザック・セイバー・ジュニアから「もう少し休んでくれ。万全な状態で一緒にやろう」と気遣われ、この日からの後楽園3連戦を欠場することにしたという。

 症状に関しては、「朝起きたら急に頭痛とめまいがして、ただごとじゃねえなと。夕方には39度ぐらいの熱が出て、もしかしてと思ったら案の定」と説明。症状によく見られる味覚障害、倦怠感などはなかったといい、「せきもちょっと出たけど、ほとんど発熱の症状。1週間出っぱなし」と語った。

 しかし、自宅療養中はゲームのプレイステーション5で遊んでいたといい、「倦怠感がなかったのが幸いだった。熱はあったんだけど、コントローラーを握ったら意外といけるなと」と苦笑。これには隣席の解説者ミラノコレクションA.T.氏もあきれるばかりだった。

 そして、タイチは「保健所の人たちの対応が半端なくて。毎日体調聞いてくるし、連絡しなかったら電話がバンバン鳴るし、ただことじゃない病気なんだなというのは分かった」と表情を引き締めてコメント。「オレは新日本で一番まじめな男で通っている。世界に通用するぐらい」とショークを交えながら、「会社のルールに従って、酒好き、女も好き、ゲームも好きだけどどこにも行かず、まじめにやった。だけどこういう結果になるんだ。人ごとだとか、遠い話と思っているかもしれないけど、本当にここまで来ている。オカダも発表した訳だし、あんな強靱(きょうじん)なアイツでもなる訳だから。オレはならないってのは絶対にない」と警鐘を鳴らした。

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