井上尚弥が驚嘆ツイート「ドネア強ぇ!!!」試合前は「ウバーリの僅差判定勝ち」予想
「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(29日、カーソン)
元世界5階級王者のノニト・ドネア(38)=フィリピン=が4回1分52秒TKOでノルディーヌ・ウバーリ(34)=フランス=を破り、王座に返り咲いた。19年11月7日にWBSS決勝でドネアに勝利した井上尚弥(28)=大橋=はこの結果に反応した。
井上は自身のツイッター(naoyainoue_410)で「ドネア強ぇ!!!」(5月30日午後1時8分の投稿より引用)と驚きをもってドネアの復活劇を表現した。試合前はフォロワーに結果予想を呼びかけつつ、自身は「ウバーリの僅差判定勝ち ただドネアの一発にも期待!!!!」(同日午前11時51分の投稿より引用)と予想していた。
WBSS決勝では日本ボクシング史に残る激闘を披露した。ドネアと対戦したウバーリも同日の埼玉スーパーアリーナの興行に出場しており、尚弥の弟で同級暫定王者だった井上拓真(大橋)に3-0判定で完勝し、王座を統一した。
その両雄の対決は、3回にドネアが左フックで2度のダウンを奪い、4回にまたも左フックで沈めた。試合後、ドネアは自身の目標として、井上との再戦を希望した。
ドネアは47戦41勝(27KO)6敗。ウバーリは18戦17勝(12KO)1敗。