井岡ドーピング問題でJBCに質問状など提出 日本プロボクシング協会
日本プロボクシング協会(JPBA)は1日、日本ボクシングコミッション(JBC)に、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32)=Ambition=がドーピング検査でJBCの不手際により違反の疑いをかけられた問題に関する質問状と長岡勤コミッショナーらJBC幹部との面談を申し入れる要望書を提出した。井岡陣営がJPBAに提出した上申書も合わせて提出した。
文書はJPBA副会長の山下正人・真正ジム会長らが代表して都内のJBC本部事務局を訪れて提出。質問状は責任の所在についての見解を問うもので、井岡側の上申書とは別に協会独自で提出を予定していた。
井岡側の上申書はJBC執行部の退任を求めているが、協会は求めていないという。山下会長は「責任の所在を明確にしてほしいという声が、井岡のジムが(上申書を)出す前から上がっていた。今後のこともみんな気になるわね。今後の体制をどうするのか、協会独自の面談をしたい」と説明した。