鷹木 飯伏戦の正式決定を激烈要求「ベルトを獲っても発言権がないっていうのか!」

 「プロレス・新日本」(14日、後楽園ホール)

 IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟が対戦を合意している飯伏幸太との防衛戦の正式決定を激烈要求した。

 7日の大阪城ホール大会でオカダ・カズチカとの同王座決定戦を制した鷹木はBUSHI、SANADA、内藤哲也とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのカルテットを結成し、同王座のベルトを腰に巻いて登場。金丸義信、エル・デスペラード、ザック・セイバーJr.、タイチ組と激突した。

 8人が入り乱れる熱戦の中、自身のパンピングボンバーとタイチのアックスボンバーの打ち合いを繰り広げるなど元気はつらつファイトを展開。終盤には金丸との一騎打ち状態となり、最後はパンピングボンバーからのラスト・オブ・ザドライブゴンで3カウントを奪った。

 自ら勝負を決めた鷹木はマイクを持つと、「オレが後楽園ホールで試合をするのは約2週間ぶりだ。ということは、しらないヤツがいるかもしれんから、改めて報告しよう。オレが第3代世界ヘビー級王者の鷹木信悟だ」と観衆にアピール。「今年は浮き沈みの激しいオレたちだが、オレだけじゃねえ。ユニットとしても新日本のてっぺんを目指そうじゃねえか」と、盟友に呼びかけた。

 続けて「オレは新日本プロレスに対して怒ってんだよ。6・7大阪城ホールでこのベルトを奪った試合後、飯伏を呼び込んで対戦要求した。飯伏も受諾した。なのに新日本プロレス、どういうことだ。いつまでたってもタイトルマッチ、発表されねえじゃねえか。オレがベルトを獲ってもなお発言権がないっていうのか!」と、新日本の対応に不満をあらわ。

 「だったらもっと要求してやろうじゃねえか。飯伏とだったらどこでも構わない。そう言ったが、その発言は撤回する。オレと飯伏の対決、初代(同王者)と3代目の頂上決戦だ。それ相当の最高の舞台を用意しろ!」とと熱く要求した。

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