井上尚弥が凱旋帰国「ドネア、カシメロに照準、精進していく」

 ボクシングのWBA・IBF統一バンタム級王者の井上尚弥(28)=大橋=が陣営とともに22日、米国ラスベガスから羽田空港に凱旋帰国した。尚弥は19日(同20日)にIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28)=フィリピン=を左ボディーで3度のダウンを奪う衝撃的な3回KOで破りWBA5度目、IBF3度目の防衛に成功した。

 所属ジムを通じてコメントを発表し、「ラスベガス2戦目を終え、無事日本に帰国することが出来ました。日本からテレビで観戦してくださったファンの皆様の応援が力になり、自分でも納得する内容で勝利することができました。本当にありがとうございました」とファンに感謝。

 「帰国の飛行機ではあまり寝れませんでしたが、快適な時間を過ごすことはできました。今後、2週間の隔離期間中は体を休め、期間があけたら、体を動かしていく予定です。近い目標は、バンタム級4団体統一です。今後は(WBC同級王者ノニト・)ドネア、(WBO同級王者ジョンリール・)カシメロ(ともにフィリピン)に照準を合わせ、誰が相手でも『井上尚弥のボクシング』を見せることができるように、精進していきたいと思います」と、決意を新たにした。

 帰国便の機内でも「日本が誇る井上尚弥選手一行がご搭乗しています。おめでとうございます」とのお祝いメッセージがアナウンスされた。また、機中では陣営の佐久間史朗トレーナーに女児の初孫が誕生した報告も届いたという。

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