井岡一翔 JBCに「内容の伴った謝罪」求める 金銭請求の考えはなし

 WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32)=Ambition=が25日、都内の日本外国特派員協会で、2020年12月31日の田中恒成(畑中)との防衛戦で日本ボクシングコミッション(JBC)のドーピング検査で違反の疑いをかけられた件について会見した。

 すでに疑いは晴れたものの、まだ直接の謝罪はなく、井岡は「形式的な謝罪では終わらせたくない」と主張。代理人によるとJBCと協議中であり、「内容の伴った謝罪をしていただかないと受け入れることはできない」と話した。金銭請求の考えはないという。

 井岡は9月に同級2位フランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ)とV3戦を行うことが浮上しているが具体的には語らず。「僕は試合をやりたい」と希望し、「JBCが試合に向けて考慮、配慮をしてもらえる状況を作ってもらいたい」と求めた。

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