大仁田新団体FMWE旗揚げ!大爆音と大量白煙で消防と警察来た
「プロレス・FMWE」(4日、鶴見青果市場)
“邪道”大仁田厚の新団体FMWEの旗揚げ戦が行われた。本物の電流爆破を見たいというリクエストが海外から多く寄せられたことに応えて、大仁田が立ち上げた爆破に特化した新団体。海外にもライブ配信された大会のメインイベントの有刺鉄線電流爆破+バリケードマット地雷+電流爆破バット+電流爆破テーブル~地獄のデスマッチ~で大仁田はリッキー・フジ、藤田ミノルと組んで、抗争を繰り広げている大日本プロレスのアブドーラ・小林、宮本裕向、怨霊組と対戦した。
小林と激しくやり合った大仁田は最初にロープの爆弾に被弾。さらに、小林から左腕にフォークを突き刺されるなどの猛攻を浴びて大きなダメージを負う。そして藤田とフジもバットを被弾してダウンするなど小林軍の猛攻に防戦一方。だが、大仁田はエプロンサイドでの攻防で小林を場外の地雷にたたき落とすと、場内はすさまじい爆音と熱風に包まれ、白煙が充満して選手の姿が見えないほどの視界不良に陥ってしまった。しかし、白煙の中で劣勢をはね返した大仁田は怨霊を捕らえ、最後はパイルドライバーで電流爆破テーブルにたたきつけて爆殺した。
試合後、大仁田がマイクアピールをしているところにシャドウWXが現れ、8月15日の大阪大会での対戦を要求。口論を繰り広げた末、火炎噴射を見舞い、大仁田を火だるまにして退散した。セコンドの消火により事なきを得た大仁田は、「いつまであるか分からない人生。こんなヤツでもオレは戦う」受諾した。
すさまじいインパクトを残した旗揚げ戦。だが、爆破の影響は近隣の住宅にも及び、通報により消防と警察が駆けつけ、関係者が説明を求められるハプニングもあった。