井岡一翔、謝罪文を受け入れ JBC、薬物検査で不手際

 昨年末の世界戦のドーピング検査で不手際があったため違反の疑いをかけられた世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井岡一翔(Ambition)が12日、東京都内のホテルで日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長から謝罪文を受け取った。

 2人は記者会見に同席。井岡は「すっきり解決した気分ではないが一つのけじめとして受け入れ、スポーツマンらしく次の防衛戦に集中したい」と話した。

 永田理事長は理事1人とともに進退伺をJBCに提出したことを明らかにした。検査態勢の整備などを約束し「井岡選手とご家族に多大な心労をお掛けした」と頭を下げた。

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