アリの孫、1回TKO勝ち 「自分の期待通り」と誇らしげ
ボクシングの元ヘビー級世界王者、故ムハマド・アリ(米国)の孫で21歳のニコ・アリ・ウォルシュ(米国)が14日、オクラホマ州タルサ近郊でのノンタイトル戦で白星デビューを飾った。観客からの「アリ・コール」を背に果敢に攻めた一戦は米メディアで高い注目を集めた一方、今後の活躍は未知数だ。
右の強打でダウンを奪っての1回TKO勝ちに、本人は「完全に自分の期待通り」と誇らしげ。
ただ、相手のジョーダン・ウィークス(米国)はこれまで目立った戦績のある選手ではない。試合はミドル級で組まれたが、計量も厳密でなかったようで、本当の実力を知るにはもう少し見る必要がありそうだ。