亀田大毅氏が兄・興毅会長ジムのトレーナーに就任 引退後6年間は“無職状態”
ボクシング「亀田3兄弟」の次男で元世界2階級王者の亀田大毅氏(32)が、兄で元世界3階級王者の亀田興毅氏(34)が会長を務める3150ファイトクラブのトレーナーに就任したことが5日、明らかになった。日本ボクシングコミッション(JBC)のトレーナーライセンスも取得した。三男の亀田和毅(30)は同ジム所属選手として世界王座返り咲きを目指しており、「亀田3兄弟」が再び集結し、共闘することになった。
興毅会長は公開したユーチューブ番組「会長。亀田興毅 ~亀の恩返し~」の第8話でもその経緯を明かした。大毅氏から話があると呼び出され、トレーナーになりたいことを直談判されると、これを快諾。3度目の世界挑戦でベルトを獲得するなど3兄弟の中で、最も困難を味わってきた大毅氏だけに興毅会長は「大毅の経験をこれからの若いボクサーに伝えてほしい」と期待する。15年9月のノンタイトル戦に判定負けした後、左目網膜はく離のため現役引退した大毅氏は以後6年間“無職状態”が続いていたが、その近況も紹介している。
同ジムは9月25日に大阪府豊中市の176BOXで主催興行「3150ファイトvol.1」の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の深刻な感染状況を受けて延期を決定。新たな日程は決定次第発表する。