赤井英和の長男・英五郎、デビュー戦「当たればKO、ぶん殴りに行く」計量パス

計量をクリアしポーズを取る赤井英五郎(帝拳ジム提供)
計量をクリアしポーズを取る赤井英五郎(左)と岡村弥徳(帝拳ジム提供)
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 「ボクシング・東日本新人王ミドル級予選4回戦」(11日、後楽園ホール)

 前日計量が都内で行われ、“浪速のロッキー”と呼ばれた元プロボクサーで俳優の赤井英和の長男、英五郎(26)=帝拳=は72・3キロでパスした。相手の岡村弥徳(23)=八王子中屋=は72・4キロ。

 小中時代はラグビー、米ハワイに留学した高校時代はアメリカンフットボールを経験し、米国の大学に通っていた20歳の時にボクシングを始め、目標の東京五輪出場はかなわず、プロ入りした英五郎。計量後にオンライン取材に応じ、デビューへの第一関門を突破したことに「減量はなく、常に試合に出られる状態にしていたので心配はなかった」と順調をアピールした。

 母、姉ら家族は、コロナ禍で試合ができることに「ありがたいね」と感謝しているという。父については、「自分の話しかしない。キャッチボールがない。ボクの話を聞けない。だから強かったのかなと思いますね」と苦笑しながらも、「ようやく共感できるもの(ボクシング)ができて、父親はうれしいから、慣れていない会話をしているという感じ」と、思いを感じ取っている。

 試合には父、母、姉が観戦に訪れる予定。「当たればKOだと思うので、前に出て思い切りぶん殴りに行きます」と、12連続KO勝利を記録した父譲りの強打を発揮するつもりだ。

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