諏訪魔&芦野 ウルトラジャーマンボムで石川&佐藤撃破V1 最強タッグも優勝だ
「プロレス・全日本」(16日、大田区総合体育館)
世界タッグ選手権試合が行われ、王者の諏訪魔。芦野祥太郎組が石川修司、佐藤耕平組の挑戦を退けて初防衛に成功した(○諏訪魔-●石川、バックドロップホールド、18分33秒)。
身長195センチ石川と身長194センチ佐藤の“ツインタワーズ”のパワフルで鋭い打撃に身長174センチの芦野が圧倒されるなど、大いに苦しめられた王者組。だが終盤、芦野のジャーマンスープレックスと諏訪魔のパワーボムの合体技ウルトラジャーマンボムを成功させて石川に大ダメージを与えると、最後は諏訪魔がバックドロップとバックドロップホールドをたたみかけてトドメを刺した。
苦しい戦いを制し、諏訪魔は「ありがとう。耐えてくれたね。若いなあ、すごいよ」と芦野を称賛。芦野は「最初のエルボーで左がしびれて、蹴りで下半身がしびれたんですけど」と振り返りながらも、「このベルトをそれぐらいで落とすわけにはいかないですね。せっかく諏訪魔さんと獲ったベルトだし」と胸を張った。
諏訪魔は「あの打撃に耐えたっていうのは相当自信になると思うしさ、頑丈だね」と再度称賛。この試合で成功させたウルトラジャーマンボムに「十分相手を倒す力があるよね」と手応えを感じ、「オレらチャンピオンのまま(世界)最強タッグ(決定リーグ戦、11月13日開幕)も優勝しようよ」と誓い合った。