「プロレス・新日本」（２１日、日本武道館）

　２０選手が争うシングルリーグ戦「Ｇ１クライマックス」の優勝決定戦が行われ、オカダ・カズチカ（３３）が３連覇を狙った飯伏幸太（３９）を破り、７年ぶり３度目の優勝を果たした。試合は最後、飯伏がフェニックススプラッシュを自爆して右腕を負傷してレフェリーストップとなった。

　飯伏の３連覇は信じられない形でついえた。試合前「そろそろ解禁されたかなーやっちゃおうかな」とツイートしていた秘技フェニックススプラッシュを自爆。右腕と顔面を大きくバウンドするほど強打して動けなくなりストップ負け。右肩を脱臼したと思われ、リング上で処置を施されたが、苦痛にゆがむ表情は変わらなかった。トレーナーに支えられて引き揚げる前にはオカダへの礼を忘れず。コメントをすることはなかった。