WBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(29)=緑=陣営の松尾敏郎会長(73)が16日、日本ボクシングコミッションの釈明に怒りを示した。
寺地拳四朗(BMB)との再戦合意を発表した15日の会見で、10月29日にJBCから選択試合を行うよう言われたことを明かしたが、JBC成富事務局長は「選択試合と言った覚えはない」などと弁明。この日、松尾会長は「ちゃんとした返事ができなかったから悪かったと言うんだったらそれでいい。言っていないと言うのなら、録音を聞いてもらっても構わない」と反論し、混乱を招いた対応を批判した。