村田諒太、ゴロフキン戦は「試練。あくまで『中止』ではなく『延期』」

 ボクシングのWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(35)=帝拳=は3日、IBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39)=カザフスタン=との2団体王座統一戦(12月29日、さいたまスーパーアリーナ)が、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の水際対策強化のため来春へ延期されたことについて、自身のSNSでコメントした。

 村田はまず、「楽しみにしてくださった皆様、年末のスケジュールを頂戴していた皆様に、心より御礼とお詫びを申し上げます。感染防止のため、早急に決定した政府の対応に賛同し、支持いたします」と謝罪。続けて「ゴロフキン選手との試合開催に向けて、尽力くださった皆様に心より感謝すると共に、ミドル級で世界タイトルを行うという大きなリスクを背負いながら、共に歩んでくださっている全ての皆様に、改めて感謝いたします」と各方面へ向けてメッセージを送った。

 そして、「私個人としては今回の事は真に自分の人生を愛するための試練だと受け止めております」との考えを示し、「あくまで『中止』ではなく『延期』であること、楽しみにしてくださっている皆様に、心よりの御礼とお詫びを申し上げ、ご報告とさせていただきます」と締めくくった。

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