井上尚弥の挑戦者ディパエン「絶対に勝てると思っているから日本に来た」
「ボクシング・WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(14日、両国国技館)
WBA・IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(28)=大橋=に挑戦するIBF世界同級5位アラン・ディパエン(30)=タイ=が5日、代表取材に応じた。
ディパエンはタイで199ラウンドのスパーリングを行い、11月28日の来日後は神奈川県内で新型コロナウイルス対策の隔離空間「バブル」の中で調整している。ホテルで調整を行っていることについては「新型コロナウイルス感染が心配でもあり、ホテル内の練習の方がいろんな面で安心だと思いました」と説明。「減量も問題はないし、コンディションもバッチリですよ」とアピールした。
尚弥については「テクニック、スピード、パンチ、すべてを備えるボクサーだと思っている。すべてが危険。すべてに警戒します」と高く評価。来日時には井上をKOすると宣言しており、「井上が怖かったら日本に来ていないし、絶対に勝てると思っているから日本に来たんだ」と再度自信を示した。
日本の食事は「隔離中だからいつもお弁当だけど、どれも美味しいし満足しています。サーモンの刺身とラーメンが好きです」と気に入っている。