人気ＹｏｕＴｕｂｅｒで総合格闘家のシバターが、１１日、自身のインスタグラムを更新。大晦日の「ＲＩＺＩＮ」での対戦ルールを巡って紛糾した皇治に対して、対戦が消滅したことを強調した上で「どれだけプライド高いんだよ…病気レベルだわ」と吐き捨てた。

　この日午後、皇治が「１Ｒボクシング、２Ｒキック、３ＲＭＭＡ　体重９０キロ　もうこれでもええよ」とシバター戦の対戦条件をツイートした。その４９分後、シバターはこのツイートを引用してインスタグラムに新規投稿。「皇治・シバターが消えて　シバター・他選手との交渉がかなり進んで…　もう皇治・シバターの可能性が全部消えたの分かってから　この発言って、マジでこの人ヤバない…？　どれだけプライド高いんだよ…　病気レベルだわ…」とつづった。

　対戦を巡って、両者はＳＮＳで激しくやりあっていた。発端は８日にシバターが投稿したＹｏｕＴｕｂｅチャンネル。皇治との交渉内容を暴露し、対戦が消滅したと訴えた。

　シバターの言い分は「１Ｒボクシング、２Ｒキック、３ＲＭＭＡ　（シバターの）体重９０キロ」という条件で決まっていたところ、７日になって「（皇治が）ルールを変えたいと言ってきて、まずシバターは８５キロまで落とせ。８５キロまで落とせるなら（１Ｒ）ボクシング、（２Ｒ）キック、（３Ｒ）ＭＭＡでやってやる。９０キロでやりたいならキック、キック、ＭＭＡの３Ｒでやってくれと」と変更を求めてきたし、「昨日をもって消えたって感じですね」と話した。

　一方、皇治は、１０日に自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを投稿。シバターの訴えに対して「シバターの嘘を紐解いてみた」と題して、「あいつの嘘を信じるやつっていんの？」などと反論。シバターが要求する体重９０キロの条件を飲む一方で「そのかわり、キック、キック、ＭＭＡでやろうや」などと伝えていたことを明かしていた。

　シバターはこの日の皇治のツイートより前に、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを更新。ＲＩＺＩＮからは皇治とは別の相手での対戦オファーを受けていることも明かしていた。