井上尚弥 リミットジャストで計量一発クリア 挑戦者と19秒間フェースオフ

計量をパスし、アラン・ディパエンとフェイスオフの井上尚弥=横浜市内のホテル(撮影・金田祐二)
計量をクリアした井上(左)とディパエン
計量をパスし、アラン・ディパエンと握手する井上尚弥=横浜市内のホテル(撮影・金田祐二)
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 「ボクシング・ダブル世界戦」(14日、両国国技館)

 ダブル世界戦の公式計量が13日、横浜市内のホテルで行われ、メインイベントのWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチでは統一王者の井上尚弥(28)=大橋=がリミットちょうどの53・5キロ、挑戦者のIBF同級5位のアラン・ディパエン(30)=タイ=は200グラムアンダーの53・3キロ。セミファイナルのWBO世界ミニマム級タイトルマッチでは同級王者のウイルフレド・メンデス(25)=プエルトリコ=が47・5キロ、同級1位の谷口将隆(27)=ワタナベ=はリミットちょうどの47・6キロ。ダブル世界戦出場4選手は全員1回目で計量を通過した。

 井上はスーパー王者に昇格しているWBA王座が6度目、IBF王座は4度目の防衛戦となる。計量通過後はフェースオフで19秒間挑戦者と向かい合い、最後は握手して別れた。戦績は井上が21戦全勝(18KO)。ディパエンが14戦12勝(11KO)2敗。

 谷口は王者ビック・サルダール(フィリピン)に判定負けした19年2月のWBO世界ミニマム級王座戦以来、2度目の世界挑戦。メンデスは3度目の防衛戦となる。戦績はメンデスが17戦16勝(6KO)1敗、谷口が17戦14勝(9KO)3敗。

 試合はひかりTVとABEMAでの配信サービスで番組視聴ごとに課金する「ペイ・パー・ビュー(PPV)」で限定ライブ配信される。地上波での生中継はない。

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