13歳“少年革命家”ゆたぼん、不登校継続 初体験ボクシングは「納得できるいい経験」

 2R、三輪皇瑛にパンチを入れるゆたぼん(撮影・飯室逸平)
 2R、三輪皇瑛にパンチを決めるゆたぼん(左)=撮影・飯室逸平
 ゆたぼん(撮影・飯室逸平)
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 「3150ファイトvoi.1」(16日、メルパルクホール大阪)

 ユーチューバーの“少年革命家”ゆたぼん(13)が1分×2ラウンドのJBC管轄外のボクシングスペシャルマッチでデビュー戦に臨んだ。三輪皇瑛(12)=3150ジム=と対戦した。

 半年間練習してきたというゆたぼん。1回はボクシング歴2年の三輪に序盤は押され気味だったが、手数を出した。巧みに頭を振って相手のパンチが空を切るシーンもあった。2回はゆたぼんが相手の懐に飛び込んでラッシュする姿勢も見せた。ほぼ互角の攻防を演じた。勝敗はつかなかった。

 試合を終えたリング上で会場の観客に向けて「『人生は』って言ったら、『冒険だ』って言って下さい」と要求。決めぜりふの「人生は冒険だ」と絶叫したた。

 ゆたぼんは8歳でお笑い芸人を目指してユーチューブチャンネルを開設。その後、お笑い以外の動画もアップし、ユーチューバーになった。小3のときに小学校に登校することに疑問を持ち始めた。宿題を巡って教師と衝突。不登校になり、ユーチューバーとして活動している。

 試合前は情けない試合をしたらユーチューバーを廃業して学校に行くと話していたが、「納得できるめっちゃいい経験ができた」とし、学校については「行かない。行きたい時に行く」と不登校継続宣言。

 初体験のボクシングについて「今は楽しいんで。でももういいなと思ったら辞めるし。プロでもやっていきたいと思うんですけど。でも楽しくできればいいかなと」と感想を述べた。

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