那須川天心、五味との体重差13・3キロ「全力を」 メイウェザー戦は4・6キロ差

計量を終えポーズをきめる那須川天心(左)と五味隆典=東京・鳳鳴館(撮影・金田祐二)
計量を終えポーズをきめる那須川天心=東京・鳳鳴館(撮影・金田祐二)
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 「RIZIN.33」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 前日の公開計量が30日、都内で行われた。RIZINラストマッチとなる、キックボクシングRISE世界フェザー級王者の那須川天心(23)=TARGET/Cygames=は62・00キロで、ボクシングルールに準じた特別ルールでエキシビション戦を行う元PRIDEライト級王者の五味隆典(43)=東林間ラスカルジム=は75・30キロ。懸念される両者の体重差は13・3キロとなった。

 五味はキャップとマスクを付け、上下スエットを着たまま体重計に乗った。翌日の試合に向けて「特別な感じだが、現在軽量級トップの天心とやってみます。どうなるかはお楽しみにしてください。頑張ります」と話した。

 那須川は卒業マッチを前に笑顔を交えながら「明日は特別な試合だが、RIZIN最後の試合として、しっかりと全力をぶつけたい。皆さん楽しんでください」と気合を入れた。

 那須川にとっては、3年前のメイウェザー戦での4・6キロ差を大きく超える未知の体重差となる。

 前日の取材会では「(五味の圧力は)やってみないとわからない。怖いですよね。一発もらったら首が吹き飛ぶので、そこは集中しないといけない」と恐怖感も告白。それでも、「基本は倒すか倒されるか。お客さんにもエモーショナルな感情になってもらえるのでは」と打ち合いへの覚悟を示していた。

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