三浦孝太「今まで生きてきた中で一番うれしい」無傷でホッ「病院で過ごすのも覚悟」
「RIZIN.33」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
サッカー元日本代表FWのカズこと三浦知良(54)の次男、三浦孝太(19)=BRAVE=が総合格闘技デビュー戦で勝利した後、会見に臨んだ。
応援に駆けつけた両親の前で白星でデビュー戦を飾り、抱き合って喜びを分かち合った。父と言葉を交わしたものの「(内容は)覚えてないですね。でも『おめでとう』とは言ってくれていた。細かいことはうれしすぎて覚えていない」と苦笑い。格闘技での勝利は、自身がサッカー時代にゴールを決めたとき以上の快感だったといい、「正直全然こっちの方がうれしくて、なんなら今まで生きてきた中で一番うれしいです」と声を弾ませた。
当初はRIZINデビューに反対だった両親も、応援に駆けつけてくれた。「今回の舞台(RIZIN出場)も、お父さんとお母さんが偉業を成し遂げてくれたから立てたと思っているし、感謝を感じてきたが、小さい時はお父さんとお母さんが悲しむことをしちゃったり、学校で心配掛けるような問題を起こしたこともあった。デビュー戦を応援してくれたことは感謝の言葉しか思い浮かばない」と話した。
自身の試合そのものについては、「ホッとしてます。リングに立って始まってからは痛いとか感じなくて、こういうものなんだと。いつも通りにやれた」と息をついた。
サッカーボールキックでのフィニッシュについては「そんなにチャンスはないだろうと。その(決められる)位置に顔が来るまでの過程が難しいと思っていたが、まさか最後に来たのでとっさに体が動いた」と振り返り、高校まではFWとしてプレーしてきただけに「あそこ(の位置)にきたら(サッカーの)ボールの方が速いので、顔がきたらいつでも蹴られる」と自信をのぞかせた。
格闘技デビューに際してはケガも覚悟をしていたという。「お父さんとお母さんは『正月に勝ったらお祝いしようね』と言ってくれていたが、無傷で帰れるとは思ってなくて、病院で過ごすのも覚悟していて、1月の予定決めていなかった。これから考えたい」と胸をなで下ろした。
孝太は試合でYUSHI(33)を、寝技で圧倒。決め技は強烈な左サッカーボールキックで、1回3分0秒TKO勝利をおさめた。
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