昨年の大みそかで議論 井岡は左腕などのタトゥーを白く塗りつぶし試合、判定防衛

 AK-69(左)とともにリングに向かう井岡一翔(代表撮影)
 1R、福永亮次(右)の顔面にストレートを当てる井岡一翔(代表撮影)
 3回、左フックを福永亮次(左)のボディーにたたき込む井岡一翔(撮影・園田高夫)
3枚

 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 王者の井岡一翔(32)=志成=と、挑戦者で同級6位の福永亮次(35)=角海老宝石=を3-0の判定で防衛した。

 昨年、議論になった左腕のタトゥーは、コンシーラー状のもので白く塗りつぶされた形になっていた。福永についても、タトゥーは隠された。

 初回は、お互いがジャブでけん制。サウスポーの挑戦者に対して、井岡はパンチを裁いてから右ストレートを入れるなど、手堅く試合に入り、ポイントを重ねた。福永もポイントを得るラウンドはあったが、総合力で王者が勝った。

 元々、タトゥーを入れた選手はJBCのルールでは出場できないが、慣例で隠す措置をすれば出場可能となっている。昨年の大みそかで行われた田中恒成との防衛戦では、井岡はタトゥーを隠していたが、試合中にタトゥーが露出した。後日、井岡は厳重注意処分を受けていた。

 今回の福永戦では、塗りつぶされたタトゥーは試合終了まで露出しなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス