武尊が那須川天心の待つリングに登場 来年6月激突へ「最高の果たし合いを」

 武尊とタッチを交わす那須川天心(撮影・金田祐二)
 記念撮影する武尊と那須川天心(撮影・金田祐二)
 那須川天心を攻める五味隆典(撮影・金田祐二)
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 「RIZIN.33」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 キックボクシングRISE世界フェザー級王者の那須川天心(23)=TARGET/Cygames=は、元PRIDEライト級王者の五味隆典(43)=東林間ラスカルジム=と対戦。壮絶な打撃戦を披露し、ドローとなった。

 試合後には来年6月に戦うことが発表されたK-1王者の武尊(30)が登場。リング上で「K-1の武尊です。来年の6月に那須川天心選手と、試合を決定することができました。この試合は榊原さんも言ってくれたんですけど、K-1でもなく、RIZINでもなく、RISEでもなく、中立な新しいリングを作るという、格闘技界にとって、格闘技が一つになるきっかけになる試合になると思うので、日本格闘技界最高のカードを、来年6月は、日本格闘技界最高の試合にして必ず勝つので、応援よろしくお願いします。那須川天心選手、たくさん期待してくれたファン、待たせてしまったと思うので、6月は最高の果たし合いをしましょう」と視線を向けた。

 五味との試合後、感極まり涙を流していた天心は武尊の登場で表情が一変。「本当、皆さんが待った試合。僕も非常にわくわくしていますし、4月でもともとキックを引退する予定だったんですけど、これやんなきゃ終われないよねって皆さん、思いますよね!もともとは階級一緒で、僕から対戦表明をした感じなので、僕から始めた物語なので、僕がしっかり終わらせてやろうと思います」と決意を示した。

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