大仁田、まさかのK-1アウォーズ登場「考えられません」壬生狼に電流爆破戦要求

 プロレスラーの“邪道”大仁田厚が26日、都内のホテルで開かれた立ち技格闘技K-1の年間表彰式「K-1 AWARDS 2021」にサプライズで登場し、Krushバンタム級王者の壬生狼一輝(みぶろ・かずき)に電流爆破デスマッチでの対戦を要求した。

 根っからの大仁田ファンである壬生狼は年間を通して、記者会見で大仁田のモノマネを演じて盛り上げたとして、「ベスト・オブ・記者会見賞」を受賞。そのプレゼンターとして、大仁田が登壇した。壬生狼は昨年5月、試合会場に大仁田の応援に駆けつけて初対面。ともに九州男児とあって意気投合し、以後、2人は連絡を取り合う仲になっていた。

 大仁田は「電流爆破男がK-1のステージに立つとは、何十年前では考えられませんでした」と感慨深げにあいさつ。そして、「K-1で武尊選手のように上り詰めたら、オレと電流爆破をやろう!」と投げかけ、壬生狼は「お願いします!」と即答。続けて、大仁田は「ルールはここで決めたい。キックは痛いからなし。パンチなし。寝技のみだ」と立ち技の選手相手に厳しい提案をすると、壬生狼は絶句。

 さらに、大仁田に指南された壬生狼は「電流爆破をやらないなら、オレはもうK-1に出ないぞ!中村(拓己プロデューサー)さん、よろしくお願いします」とアピールした。最後に、壬生狼は「俺に邪道魂を注入してください」とリクエスト。コロナ禍のため、聖水噴射は自粛しているが、大仁田は「2日前にPCR検査を受けたから」として、壬生狼の要望に応えて水を浴びせた。

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