京口紘人の王座統一戦は入札中止に 負傷からの回復段階 WBAが発表
WBA(世界ボクシング協会)は26日(日本時間27日)、28日に実施するとしていたWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(28)=ワタナベ=と同級正規王者エステバン・ベルムデス(26)=メキシコ=の王座統一戦の興行権入札を中止すると公式サイトで発表した。京口が負傷からの回復段階にあり、短期間での試合実現が難しいためと理由を記した。
これによりベルムデスには前王者のカルロス・カニサレス(28)=ベネズエラ=との選択防衛戦を行うことを許可した。両者は昨年5月にメキシコ市で対戦し、挑戦者のベルムデスが6回TKO勝ちして王座を奪取している。
WBAはこの試合の勝者が、次の試合で京口と統一戦を行う義務があると定めた。引き分けの場合はベルムデスが京口との統一戦に臨む。