2022.02.26

東日本ボクシング協会・セレス小林次期会長　財政難ＪＢＣと近日中に話し合いへ

新会長に就任するセレス小林氏（中央）と現会長の花型進氏（左）、終身名誉会長のファイティング原田氏（東日本ボクシング協会提供）

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　東日本ボクシング協会の定期総会が２５日、都内で開かれ、セレスジムのセレス小林（本名・小林昭司）会長（４８）が新会長となることが承認された。任期は４月１日から３年間。小林会長は花形進会長の後任。会見ではマニフェストとして「キッズの育成」「４回戦・６回戦の充実」「アマチュアとのよりよい関係構築」「日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）との関係強化」の４点を掲げた。

　前日に財政難にあるＪＢＣが元世界王者の亀田興毅氏らとの訴訟の控訴審判決で約１億円の損害賠償の支払いを命じられたが、小林会長は「コミッションとまだ話ができていない。選手のために試合を止めることだけは絶対にしないことを第一に考えている。ボクシング界のために何が一番いいのか考えながら答えを出していきたい」と話した。ＪＢＣとは近日中に話し合うという。