井上尚弥「新たなボクシングの楽しみ方の一つ」 初のNFT作品販売開始

 ボクシングWBA・IBFバンタム級統一王者の井上尚弥(28)=大橋=の初のNFT作品が15日に販売開始したことを、大橋ジムと協力体制にあるフェニックスバトル・パートナーズが発表した。

 フェニックス・パートナーズによるとNFTとはNon-Fungible Token(代替不可能な暗号資産)の略で、NFT作品とはブロックチェーン技術を活用することで唯一性などを証明し、価値を担保されたデジタル作品のこと。近年では有名アスリートやチームがモチーフとなったNFTカードやゲームなどが多数リリースされており、スポーツ分野においてのNFT活用も注目を浴びているという。

 今回の作品は、21年12月に両国国技館で開催された「PXB WORLD SPIRITS」で尚弥がIBF同級5位アラン・ディパエン(タイ)の挑戦を8回TKOで退けた試合の映像を活用して製作したもの。「海外から見た和」をテーマに動画1点、静止画22点をオークション形式で販売し、開始価格(税込)は動画30万円、静止画5万円。動画は尚弥が次回出場する世界戦のSS席ペアチケットとセットで、静止画はPXB WORLD SPIRITSオリジナルグッズ3点とセットで販売(いずれも一次所有者限定)。オークション会場はAdam byGMO(https://adam.jp/stores/naoya_inoue)。

 尚弥は「このたび、僕の試合映像を使ったNFT作品が販売されることになりました。昨年12月14日の防衛戦では初めてのPPV(ペイ・パー・ビュー)方式での生配信ということで話題になったようですが、今回のNFT販売も最新のテクノロジーを活用した世界的に注目されている新しい取り組みということで、僕自身も期待しています。試合で結果を残すことが全てですが、こういった取り組みも新たなボクシングの楽しみ方の一つとして、ファンの皆様にも応援していただけたらうれしいです」とのコメントを発表した。

 詳細はフェニックスバトル公式サイトNFT販売特設ページ(https://www.phoenixbattle.jp/goods/nft1214.html)で確認を。

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