新日本NJC・鷹木、ヒロムとの同門対決激勝!「マジでヤバかった」4強はザック戦
「プロレス・新日本」(21日、新潟・アオーレ長岡)
史上最多48人(2人欠場)が争う春の最強決定トーナメント「ニュージャパンカップ」準々決勝で鷹木信悟が高橋ヒロムを破って2年連続の準決勝進出を決めた。26日の大阪城ホールで行われる準決勝では、この日にウィル・オスプレイを破ったザック・セイバーJr.と対戦する。
ともにロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)に所属する前IWGP世界ヘビー級王者の鷹木と元同ジュニアヘビー級王者のヒロムの階級を超えた初対決。鷹木は開始から全開で真っ向勝負を挑んできたヒロムの勢いに押されたものの、パワーと体格の差を生かして逆襲する。
終盤には猛攻を加えて、メイド・イン・ジャパンでたたきつけたが、ヒロムはカウント2で返す驚異的な粘りを発揮。そこから鷹木はヒロムのカナディアンデストロイヤー、TIME BOMBなどの大技で猛反撃されるも3カウントを許さず。最後はパンチ、頭突き、エルボーをたたき込んでラスト・オブ・ザ・ドラゴンでねじ伏せた。
試合後の鷹木は「率直な感想?勝ててホッとしているよ。あー、危なかった。マジでやばかった」と激闘を振り返り、「ヒロムは間違いなく強くてすごいレスラーだよ。ただ、今日に限っては、ちょっぴりオレの方が強くて、すごかっただけだな」と相手を称賛。「ヒロムと言えばいろいろあるかもしれないけど、何と言っても2018年、ヒロムが首の大けがをしたとき、オレがLIJに来た。オレとヒロムは、まあ、運命なんだよ。こうしていつかシングルマッチをしなきゃいけないと思っていた。で、今日勝った。やってて途中、ものすごく楽しかったよ。またオレとプロレスやろうぜ」と再戦を呼びかけた。