元貴源治の貴賢神「顔面の骨を折ろうと」元刑事の関根シュレックと4・16デビュー戦
総合格闘技(MMA)のRIZINは23日、都内で会見を開き、「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)で、元大相撲幕内貴源治で貴賢神(24)=フリー=が関根“シュレック”秀樹(49)=ボンサイブルテリア=とのMMAルール無差別級5分3回戦で総合格闘技デビューすると発表した。
貴賢神は元大相撲十両貴ノ富士で現在は総合格闘家のスダリオ剛の双子の弟。21年7月に大麻使用により日本相撲協会から懲戒解雇され、兄に続いて総合格闘家に転向した。
相手の関根は元刑事という異色の格闘家。RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)ら強豪を輩出しているボンサイ柔術で腕を磨き、プロレスでも活躍している。
貴賢神はMMA転向の理由を「元々力士の時からMMAに興味があって、大きなケガをせずやめることがあれば総合でやっていきたいという気持ちがあった」と説明。今までは本気で相手を殴ったことがないといい、「やっと人前で自分の力を開放できる場を与えていただいたので、楽しんでいきたい」と意気込みを示し、「顔面の骨を折ろうと思っています」と勝利をイメージした。