新日本NJC・ザック、鷹木絞殺で決勝進出!「人生で一番キツい試合だった」

 「プロレス・新日本」(26日、大阪城ホール)

 史上最多48人(2人欠場)が争う春の最強決定トーナメント「ニュージャパンカップ」準決勝でザック・セイバーJr.が鷹木信悟を破り、優勝した18年以来4年ぶりの決勝進出を決めた。

 21年11月にザックがIWGP世界ヘビー級王座を保持していた鷹木に挑戦して敗れて以来約4カ月半ぶりの対戦。ザックは序盤から鷹木の首、右腕を厳しく攻めて鷹木を苦しめた。

 しかし、鷹木にトップロープからの雪崩式ブレーンバスター、メイド・イン・ジャパンなどの大技で猛反撃を許し、右腕のラリアットのパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンでトドメを刺される寸前に追い込まれたが、うまく逃れて三角締めで捕獲。鷹木は持ち上げて振り払おうとするも、ザックは裸絞めに移行した。

 鷹木はザックを背負ったままコーナーに登って雪崩式の裏熨斗紙(のしがみ)でマットにたたきつけたが、ザックは裸絞めをほどかず。そのままこん身の力で絞め続けてレフェリーのストップを呼んだ。

 インタビューでは「勝ったとはいえ、今日は間違いなく人生で一番キツい試合だった。アイツの態度はサムライそのものだよ」と振り返ったザック。この試合はもう1つの準決勝のオカダ・カズチカ-内藤哲也戦の前だったが、「どっちに転んでも簡単じゃない。どっちが上がってきてもオレの優勝は止められないんだから。たとえオレがヘルニアだったとしてもこのトーナメントの優勝は阻止できない」と自信を示した。

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