寺地拳四朗 村田の勝機は「序盤」“世紀の一戦”現地観戦「楽しみです」
ボクシングWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(30)=BMB=が8日、京都府宇治市、城陽市、久御山町を表敬訪問し、今後のプランとして統一戦を熱望した。9日には「村田VSゴロフキン」の統一戦を現地観戦する。“世紀の一戦”を間近で感じ、自らの統一戦実現への思いを高める。
地元の城陽市役所で取材対応した拳四朗は「村田VSゴロフキン」を22万円のリングサイド席で観戦することを明かした。「楽しみです。どんな雰囲気なのか。序盤で終わるなら村田さんの可能性もあるんじゃないですか」。王座奪回した3月の矢吹正道(緑)との再戦で自身が見せた初回からの積極策に村田の勝機があると見る。
すでに軽めのジムワークも再開。今年あと2戦を行う方針だ。
標的はWBA世界同級スーパー王者の京口紘人(28)=ワタナベ=との統一戦。「盛り上がる試合がしたい。京口選手が次、やってくれないかな」。国内頂上対決を望んだ。