「ボクシング・ＷＢＡ・ＩＢＦ世界ミドル級王座統一戦」（９日、さいたまスーパーアリーナ）

　ダブル世界戦の前日計量が８日、都内で行われ、４選手は全員１回目でパスした。ＷＢＡ世界ミドル級スーパー王者の村田諒太とＩＢＦ同級王者のゲンナジー・ゴロフキンはともに７２・５キロだった。この日に４０歳となったゴロフキンは主催者から祝福のプレゼントが贈られた。

　決戦前日にうれしいサプライズだ。ゴロフキンは分厚い胸板の鍛え上げられた肉体を披露して計量をパスすると、人格者らしく村田と笑顔でグータッチ。その後、この日に４０歳の誕生日を迎えたことがアナウンスされた。

　双子の兄でトレーナーのマキシム氏とともに主催者らから母国カザフスタンの国花チューリップ４０本、浴衣、カタカナで名前の入ったハンコをプレゼントされると笑顔。これを見た村田もうれしそうな笑みを浮かべ、拍手を送って祝福した。

　感染対策のためゴロフキンは報道陣の取材には応じなかったが、ツイッターで「ありがとう」と日本語で感謝した。