村田諒太 ゴロフキンにTKO負け「今の時点で言えるのは負けた、それだけ」
「ボクシング・WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦」(9日、さいたまスーパーアリーナ)
ミドル級王座統一戦が行われ、WBA世界同級スーパー王者の村田諒太(36)=帝拳=は、IBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40)=カザフスタン=に9回2分11秒TKO負けした。村田との一問一答は以下の通り。
◇ ◇
(リング上)
-ゴロフキンが後ずさりする場面もあった。
「僕がやったやらないも大事かもしれないけど、見てくださったみなさんが楽しんでくださったかどうかが大事。そして、まだ分からないが、2人が無事にリングから降りられると思うので、それを神様に感謝したいです」
(会見)
-2回、3回に追い詰めた手応えは。
「ボディーは効いたなという感じがあったが、右ストレートをいなすというか、ゴロフキン選手が強く当たる距離でもらってくれない感じがした。あの当たりの技術が打たれ強いと言われるゆえんなのかなと思った」
-ゴロフキンは息切れしているようにも見えたが、中盤から潮目が変わったのは。
「ダメージの蓄積。パンチ力自体はガードで何とかなる感じだったが、パンチを途中から角度を変えて入れられた」
-今のわき上がっている気持ちは。
「言葉にしちゃうと残るじゃないですか。後から回収しないといけなくなる。ただ、今の時点で言えるのは負けた、それだけ」