ゴロフキン「最もビッグで最も印象に残る夜だった」村田にTKO勝ち【一問一答】
「ボクシング・WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦」(9日、さいたまスーパーアリーナ)
ミドル級王座統一戦で、IBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(40)=カザフスタン=が、2012年ロンドン五輪金メダルでWBA世界同級スーパー王者の村田諒太(36)=帝拳=に9回2分11秒、TKO勝ちした。ゴロフキンは2団体の王座を統一し、IBFは2度目の防衛。ゴロフキンの主な一問一答は次の通り。
◇ ◇
-試合を終えた今の気持ち。
「私のキャリアの中で最もビッグで最も印象に残る夜だった。感情というか、なかなか実感がつかめません」
-試合中、どうアジャストしたか。
「どちらもギリギリの限界の状態で戦うような試合展開。最初は調子をうかがいながら戦い、そのうちにパンチが当たってきた。距離感をつかめたことが一番大きかった」
-村田選手にガウンを着せた。
「村田選手には非常に親近感を抱いている。所属先のジムも強いことを知っているし、とても尊敬している。村田選手のことはかなり前から知っているし、優れた王者だと思っている」
-アルバレスとの3戦目の計画は。
「すべての可能性はあると思いますし、検討したい。次の試合として不可能ではないと思う。5月末まで様子を見てみたい」
-最後に。
「村田選手が健康でいてほしいと思う。相当ハードな試合だった。それはお互いだが、試合のダメージを引きずらないように回復を早めてほしいと思っています」