中谷潤人 6階級制覇に意欲「身長的には行けると思う」
ボクシングWBO世界フライ級王者の中谷潤人(24)=M・T=が10日、神奈川県相模原市内の所属ジムで、V2防衛からの一夜明け会見を開き、オスカー・デラホーヤ(米国)、マニー・パッキャオ(フィリピン)に並ぶ世界最多の6階級制覇に興味を示した。
前日は同級2位の山内涼太(角海老宝石)に8回TKOの圧勝。完璧な内容だったが「50点か60点。まだ気を抜いていたりするところがある」と課題を掲げた。
今後についてはスーパーフライ級転向を希望。フライ級では171センチの長身であり、階級の可能性を問われ「スーパーフェザーぐらいまでは身長的には行けると思う」と返答。そこまでの全階級で王座を獲得すれば6階級制覇となるが「順調に来ているので、自信を持ちながら、着実に今までやってきたようにやっていきたい」と冷静に話した。