ボクシングの帝拳ジムは12日、WBAのヒルベルト・メンドーサ会長から前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(36)=帝拳=に届いたレターを公表した。IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との王座統一戦で9回TKO負けした村田を「世界に示した強さ、心からおめでとうございます」と称賛した。
村田自身は進退について明言していないが、所属ジムの本田明彦会長は引退を示唆している。メンドーサ会長は「モハメド・アリ、マイク・タイソン、多くの偉大なボクサーが倒れ、再び起き上がりました。私はあなたがはるかに強い力で戻ってくると確信しています」と再起を期待するメッセージを送った。