「ボクシング・ＷＢＯ世界ミニマム級タイトルマッチ」（２２日、後楽園ホール）

　挑戦者の石沢開が１４日、オンラインで取材に応じた。２年７カ月前に敗れた相手とのリベンジ戦。谷口が不慣れなサウスポーだったことを敗因に挙げ、対策として９日に完勝でＶ２に成功した同門のＷＢＯ世界フライ級王者・中谷潤人らサウスポーとスパーリングを重ねてきたという。

　成果について「試合で出せるかはやってみないと分からないので、そういう部分では楽しみ」と話す。

　１０勝中９ＫＯという強打の持ち主で、陣営からマイク・タイソンになぞらえ「マイクロ・タイソン」との異名を付けられている。「ボクの戦績通り、力強い、相手を倒しきるような試合ができたらと思う」と、その名に恥じない戦いを見せるつもりだ。