RIZIN・元貴源治の貴賢神「頭を真っ赤な血で染める」前日計量でまた過激発言
「RIZIN・TRIGGER 3rd」(16日、武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)
前日計量が15日、都内で行われ、全16選手は全員1回目でパスした。第7試合の無差別級MMAルール5分3回戦は、大相撲の元幕内貴源治でデビュー戦の貴賢神(24)=フリー=が133・45キロ、関根“シュレック”秀樹(48)=ボンサイブルテリア=が115・05キロだった。
大麻使用により大相撲を解雇された元関取と40代でプロ格闘家に転向した元静岡県警刑事の異色の対決は両者合わせて248・5キロのメガトンファイト。対戦が決まってからは貴賢神は「顔面の骨を折ろうと思っています」と言い放ち、関根もジャーマンスープレックスで投げることを予告するなど過激な言葉を飛び交わせていた。計量を終えると、貴賢神は190センチの長身から上から見下ろし、皮製のマスクを着用した関根はファイティングポーズを取って応戦し、乱闘には発展しなかったものの約25秒、殺気漂うにらみ合いを繰り広げた。
貴賢神は「明日はこの頭を血で真っ赤にしようと思っています」とまたも過激なコメント。一方の関根は「貴賢神選手のデビュー戦の相手、光栄です。明日は顔面を折られないように頑張ります」と冷静に意気込みを示した。