RIZIN・王者サトシ、ケースに雪辱V2!「ベラトールのベルトも獲りたい」

 ベルトを防衛したホベルト・サトシ・ソウサ(中央)
 美女と写真に納まるホベルト・サトシ・ソウサ
 ジョニー・ケース(左)に強烈なキックを決めるホベルト・サトシ・ソウサ
3枚

 「RIZIN.35」(17日、武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)

 RIZINライト級タイトルマッチが行われ、王者のホベルト・サトシ・ソウザ(32)=ブラジル=が挑戦者のジョニー・ケース(32)=米国=にアームバーで1回一本勝ちし、2度目の防衛に成功した。

 両者は19年10月に、ケースの右アッパーでサトシが唯一の黒星を喫して以来の再戦。その後、サトシは同王座を獲得するなど4連勝の快進撃を続ける一方、ケースはコロナ禍で試合ができず、21年7月にはプロボクシングデビューし、KO勝利するなど対照的な日々を送っていた。

 試合はスタンディングの探り合いからサトシがタックルでテークダウン。下から三角締めを狙い、立ち上がってケースを背負う形になったが、ケースは逃れた。そして、サトシはケースの鋭い打撃をかいくぐって再びタックルを決めると、今度はバックにまわってグラウンドに移行し、最後はアームバーで捕らえて勝負を決めた。

 試合後のサトシは喜び爆発。マイクを握ると、「たくさんの人に信じてもらえなかったと思うんですけど、勝ててうれしいです」と話し、「ボクをいらつかせたのは、相手が『ハートがない』と言ったこと。それは本当ではない。日本でのMMAを盛り上げて行きたいと思いますしRIZINの力をもっと見せていきたいと思います。(米国の有力団体)ベラトールのベルトも獲りたいから、もっと頑張ります」と誓った。

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