新日本・オカダV4も…奇襲で“KO” ホワイトらがリングを占拠し祝杯を挙げる暴挙
「プロレス・新日本」(1日、ペイペイドーム)
IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカが内藤哲也の挑戦を退けて4度目の防衛に成功した。
過去12戦して6勝6敗同士の両雄。今年3度目の対戦は一進一退の大激闘に発展した。オカダは内藤に秘技スターダストプレスを投下されるピンチに陥るも寸前で回避した。
終盤に内藤がまたもデスティーノを狙ったところを、なんとオカダはこらえて新日本プロレスの開祖“燃える闘魂”アントニオ猪木の必殺技である延髄斬りを発射。さらに、オカダは卍固めで捕らえると、そのまま持ち上げて頭からマットにたたきつけ、最後はレインメーカーで葬り去った。
新日本が21年ぶりに開催したペイペイドーム大会を締めたオカダはマイクを持つと「内藤さん、3度目だけど、オレはメチャクチャ楽しかったよ。張り手で闘魂注入してくれてありがとう」とまずはライバルに感謝。そして、「福岡に金の雨が降るぞー」と決めゼリフで締めると、なんとバレットクラブのジェイ・ホワイトが登場し、襲われてブレードランナーを繰り出されKOされてしまった。
そして英語で猛アピールを始めると、バレットクラブの面々と、この日に突如姿を見せたカール・アンダーソン、ドク・ギャローズ、ジュース・ロビンソンも現れてリングを占拠。倒れたオカダの周りでビールで祝杯を挙げる暴挙を行い、大会ラストをぶち壊しにした。