新日本・オカダ、6・12ホワイトとV5戦「乱入じゃなくプロレスで満足させたい」

 新日本プロレスは2日、都内で会見を開き、6月12日の大阪城ホール大会で王者のオカダ・カズチカにジェイ・ホワイトが挑戦するIWGP世界ヘビー級選手権試合を行うと発表した。オカダが勝てば5度目の防衛、ホワイトが勝てば同王座に統一された同ヘビー級王座と同インターコンチネンタル王座、同USヘビー級王座、NEVER無差別級王座と合わせて史上初のシングル5王座獲得となる。

 オカダは前日、21年ぶりに開催された新日本のペイペイドーム大会で、挑戦者の内藤哲也と34分超の大激闘の末に勝利。だが試合後、米国で活動していたバレットクラブのジェイ・ホワイトが1年ぶりに新日本マットに現れてオカダに暴行し、「オレは次の挑戦者だ。なぜなら、まだオレの時代だからだ」などと猛アピールした。

 一夜明けたこの日のオカダは「来ているなら試合をすればよかったんじゃないか。試合をして、結果を残して、オレにチャレンジするという形で来たらよかった。内藤さんにボロボロにされた状態でブレードランナー(ホワイトの得意技)をして、オレの方が強い、オレの時代と言われても誰も納得していないと思う」と、ホワイトの悪らつな挑戦要求に苦言。「久しぶりのジェイ・ホワイト、しっかり教育して、乱入じゃなくてプロレスでお客さんを満足させたい」と意気込みを示した。

 前日はホワイトだけでなく、16年に新日本を退団したカール・アンダーソンとドク・ギャローズ、そしてジュース・ロビンソンもバレットクラブに合流して乱入の形で王座挑戦をアピールし、大会をかき乱した。オカダは「バレットクラブが集まって、あれだけの盛り上がりが生まれたのは事実。それは新日本プロレスにとってはありがたいこと」と話しながらも、「だからこそチャンピオンとして、しっかりとプロレスのよさが、みなさまに伝わるような戦いをしていきたい」と誓った。

 この他、王者のチェーズ・オーエンズ、バッドラック・ファレ組にグレート‐O‐カーン、ジェフ・コブ組が挑戦するIWGPタッグ選手権試合、王者のタマ・トンガにカール・アンダーソンが挑戦するNEVER無差別級選手権試合、保持者の鷹木信悟にタイチが挑戦するKOPW2022争奪戦を行うことも発表された。

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