74歳・タイガー戸口引退試合で奮闘 現役世代へエール 故ジャンボ鶴田さん追善興行
「プロレス・ジャンボ鶴田23回忌追善興行」(5月31日、後楽園ホール)
全日本プロレスで“完全無欠のエース”と呼ばれた故ジャンボ鶴田さんの追善興行が行われ、10団体とフリーの32選手が出場。そんな中で、鶴田さんのライバルと言われたタイガー戸口が引退試合を行った。
戸口は74歳ながらレッグロックなどで攻めて奮闘。越中詩郎に巨体をデッドリードライブで投げられるピンチもあったが、最後は自らボディースラムで井上雅央を仕留めた。
試合後はリング上で「若い衆に一つだけ言っておこう。お前たち、絶対プロレスの火を消すな!」と現役世代へ熱いメッセージ。「みなさま、本当にありがとうございました。54年間、やって来たことが報われたと思います」と感謝し、最後は再び「若いヤツはプロレスをつぶさないようにして下さい。それだけです」と訴えた。