ＹｏｕＴｕｂｅｒで総合格闘家のシバターが２日、ユーチューブに「テレビ放送が消えたＴＨＥ　ＭＡＴＣＨを救いたい」と題した動画を投稿した。

　フジテレビが、那須川天心と武尊のドリームマッチが注目される６月１９日「ＴＨＥ　ＭＡＴＣＨ　２０２２」（東京ドーム）の放送を見送った件。シバターは潮騒が響くビーチに座り、「榊原聞け」と、実行委員を務め、交渉役を担っていた株式会社ドリームファクトリーワールドワイド・榊原信行氏に訴えかけた。

　「榊原、榊原、榊原、どうしちゃったんだよ！」と語り始めた。　その中で、「提案がある」とし、「『ＴＨＥ　ＭＡＴＣＨ』にシバターを出さないか？」と言い出した。フジテレビがとりやめた理由のひとつを「アンダーカードの弱さにある。そういった噂も出てきている」と主張した。

　那須川天心と武尊について「この２人の対戦はまだいい」としたうえで、「それ以外のカードが弱すぎる」と指摘。格闘技ファンは知っているが「一般ピーポーは誰も知らない。テレビの１時間、２時間放送に耐えられない。１カードだけでは１時間は埋められない」と持論を展開した。

　昨年大みそかの「ＲＩＺＩＮ」を、「俺の試合は良くも悪くも一番注目された。試合の是非が多くの人に語られた。良くも悪くも大注目されている、一番数字を持っているファイターがシバターなんだ」と主張した。

　「シバターを使えば、フジテレビも視聴率見込めると判断して、放送してくれるかもしれない。カードは誰でもいい。ボビー・オロゴン、朝倉未来、久保優太とのリマッチ、誰が相手でどんなルールでも俺は逃げずに戦ってやる」と言った。

　「子供たちに向けててっぺんのプロ中のプロの試合はこんなにすごいんだぜ、こんなにアツいんだぜというのを見せられるこれ以上にない機会だ」とし、「榊原！返事を待ってる」と要求した。