村田諒太、今後は「僕も分かってない」尚弥VSドネア後話し合い「そこから動きある」

 ボクシングの前WBA世界ミドル級王者の村田諒太(36)=帝拳=が5日、ライト級4団体王座統一戦のWBA・IBF・WBO統一王者ジョージ・カンボソス(オーストラリア)-WBC正規王者デビン・ヘイニー(米国)戦などを中継したWOWOW「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」の収録にゲスト出演した。

 4月9日にゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に敗れて王座を失って以来、初めて公の場に姿を見せた村田。番組内ではまず、改めてビッグマッチが実現したことに感謝し、体型が変わっていないことをを問われ、「今は太らないようにだけ、動いたり走ったりとか。そんな激しくはやらないですけど、徐々に体を動かしている感じで、どんな道に行くにしても、あまりシェイプを保ててないと、だらしないな、となってしまうので」と笑顔で返答。ゴロフキン戦後に所属ジムの本田明彦会長が村田の引退を示唆したこともあって、番組内では今後についもて問われたが「僕も分かってないんですよ。これから自分自身の気持ちをしっかり整理していきたいですね」と話すにとどめた。

 そして、収録後の報道陣の取材では、再度今後について言及。不可解な判定で敗れたアッサン・エンダム戦、「実力の1割も2割も出せなかった」と判定負けしたロブ・ブラント戦と比較して、コロフキン戦は「初めて納得のいく敗戦だった」とし、「今回はいろいろ許されるところもある。やるとなったら僕だけじゃ決められないですよ。でも今回は辞めるという決断に関しては自分で決める権利というか、状況はそろっていると思うので、自分で決めてももいいのかなと思う」と心境を説明。

 7日の井上尚弥(大橋)-ノニト・ドネア(フィリピン)戦に携わっている本田会長とは「忙しいじゃないですか」と、連絡を取っていないといい、「もうちょっとしたら答えを出さなきゃなとも思う。井上の試合が終わってからいろいろと話しさせてもらおうかなと思っている。そこからじゃないですか、動きがあるのは」との考えを示した。

 試合はヘイニーが判定勝ちして4団体王座統一を果たした。この番組はWOWOWライブで6日午後9時放送。

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