亀田興毅氏が手掛ける但馬ミツロ 辰吉、井上超えの国内最短2戦目での日本王座獲得目指す

 ボクシング元世界3階級王者でKWORLD3の亀田興毅会長(35)が15日、大阪市内のジムで会見し、自身がファウンダーとして手掛ける興行「3150FIGHT vol.3」を8月14日・エディオンアリーナ大阪第一競技場で開催することを正式発表した。

 メインイベントでは日本初の世界ヘビー級王者を目指すアマ5冠の但馬ブランドンミツロ(27)=KWORLD3=が韓国ヘビー級王者のイ・ソンミン(31)=韓国=と対戦することを発表した。興毅ファウンダーによると、ランカーが不在のヘビー級では海外選手との試合でも日本王座戦と認められるとのことで、この試合は日本タイトルマッチとして承認される見込み。今年4月にプロデビューした但馬が勝てば、2戦目での日本王座獲得となり、国内最短記録を大幅に更新することになる。

 これまでの日本王座の最短獲得記録は4戦目で過去に5人が達成。4戦目で獲得したのはジェームス・キャラハン(ミドル級)、友伸ナプニ(フェザー級)、平仲明信(スーパーライト級)、辰吉丈一郎(バンタム級)、井上尚弥(ライトフライ級)のそうそうたる顔ぶれ。この記録を但馬が大幅に更新することになる。

 但馬も会見に同席。「記録として残ることはうれしく思いますし、ヘビー級だからとか重量級だからという声があることも認識しています。井上選手ら歴代の素晴らしい選手と違う景色を見せられるのは僕しかいないと思っています」と日本初のヘビー級世界王者を目指す決意を表明した。

 但馬は4月29日に日本で過去に8人しかいないA級8回戦でのデビュー。韓国ヘビー級3位のキム・サンホー(韓国)を初回から圧倒して56秒で試合を決めた。

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