亀田和毅 改めて井上尚弥との対戦熱望 那須川天心との対戦も「喜んでやりますよ」

 オンライン取材に応じる亀田和毅
 亀田和毅の約1年2カ月ぶりの国内戦を「U-NEXT」がライブ配信する(C)AROWZ entertainment 
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 ボクシング元世界2階級王者で、WBA世界スーパーバンタム級2位の亀田和毅(31)=TRYBOX平成西山=が15日、兵庫県西宮市の所属ジムからオンライン会見を行い、移籍初戦となるウイリアム・エンカーナシオン(33)=ドミニカ共和国=とのフェザー級ノンタイトル10回戦(7月30日・神戸市立中央体育館)が動画配信サービス「U-NEXT」で独占見放題ライブ配信が決まったことを発表した。順調な仕上がりを強調するとともに、改めて世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(29)=大橋=との対戦を熱望した。

 兄の亀田興毅氏(35)が会長を務める3150ファイトクラブ(現KWORLD3)に所属していた和毅は3月末で同ジムとの契約を解除し、TRYBOX平成西山ジムで活動することを決めた。31歳となった今、ベルトにそこまでのこだわりはないと言い切り、ファンが喜ぶ試合実現を目指す。

 以前から最大のターゲットと口にしている相手が井上だ。2回TKOでノニト・ドネア(フィリピン)との再戦を制した6月の3団体統一戦については「紙一重の試合だったなという印象はありましたけどね。2ラウンドで終わりましたけど、濃い2ラウンドやなというのが自分から見た印象」と語る。権威ある米リング誌のパウンド・フォー・パウンド・ランキングの頂点に君臨する井上に対し、「今一番強い選手ですし、階級は違いますけど、上がってきてチャンスがあればぜひやりたいですね。ファンみんなもそういう試合を見たいと思うので。実現していきたい」と力を込めた。

 また、ボクシング転向が決定的な那須川天心についても言及。「まだプロにもなっていないんであれですけど、プロに行って、ライセンス取って、同じ階級でそういう位置になればやりたい。それでボクシング界が盛り上がって、ファンが喜ぶんだったら、全然喜んでやりますよ」と堂々と答えた。「天心が上げてきてそういうチャンスがあるのならすぐに受けますし、壁になりたいなというところですね」とキャリアの差を見せつける思いを示した。

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