浜崎朱加が涙の勝利 アギラーに判定勝ちで4強「プレッシャーを感じていた」

ジェシカ・アギラー(右)にパンチを見舞う浜崎朱加
ジェシカ・アギラー(右)にパンチを見舞う浜崎朱加
ジェシカ・アギラー(左)に勝利した浜崎朱加
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 「RIZIN.37」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子スーパーアトム級トーナメント1回戦MMAルール5分3回戦で前RIZIN同級王者の浜崎朱加(40)=AACC=とジェシカ・アギラー(40)=メキシコ=が対戦。3-0の判定勝ちで4強進出を決めた。

 1ラウンドで浜崎の三日月蹴りが2発決まり、猛攻を仕掛けたが、KOとはならず。3ラウンドでは浜崎がマウントポジションを取り、パンチと肘を振り下ろした。最後は猛攻を仕掛けている途中でゴングが鳴った。

 試合後、涙をぬぐった浜崎は「連敗が続いていたなかでプレッシャーを感じていたが、勝ててホッとしています。勝って泣くのが初めて。準決勝、まだ誰とやるか分かりませんが、勝って決勝に進みます」と誓った。

 両者は11年に対戦予定だったが試合当日に東日本大震災が発生したため中止となり、10年の時を経て対戦が実現。前日計量後は礼と握手を交わすなど両者は友好的だったが、アギラーは柔和な笑みを浮かべて「あしたは、たくさんの血が流れるでしょう」と恐怖の予告をしていた。

 一方の浜崎は「あしたは2人で最高の試合をしたいと思います」とこの日の対戦に臨み、終始流れを渡さずに勝利をつかんだ。

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