男子として復帰目指す真道ゴー 7日のプロテスト見送り 事前評価スパーリング実施へ
ボクシングのグリーンツダジムは6日、元WBC女子世界フライ級王者で、性別適合手術と戸籍変更を経て男性ボクサーとして復帰に挑む真道ゴー(35)=グリーンツダ=が目指していた7日のプロテスト受験は見送りとなったことを発表した。真道は同日に枚方市立総合体育館で開催される同ジムの興行内でスパーリングを行う。
スパーリングは「ジェンダー規定作成のための事前評価スパーリング」として3分×2ラウンドで実施する。
同ジムの本石昌也会長がコメントを発表。「8月7日のプロテストを目指し取り組んでまいりましたが、ルール規定の改正が間に合わず今回はプロテスト受講を見送ることになりました。しかし、以前からJBCと協議し話し合い重ね、今回大きなチャンスをいただきました。当日はプロテスト同様に身体検査も実施し、スパーリングを通して現在の真道ゴーの状態、レベルを観察していただき、これからのトランスジェンダーとしての道が広がる大きな一歩と受け止めて真道ゴーはリングに上がります。何卒宜しくお願いします」。プロテストへ向け準備していく。