元サッカー日本代表のカズこと三浦知良（５５）＝ＪＦＬ鈴鹿＝の次男で総合格闘家の孝太（２０）＝ＢＲＡＶＥ＝が１０日、都内で会見を開き、元Ｋ－１　ＷＯＲＬＤ　ＭＡＸ王者ブアカーオ・パンチャメーク（４０）＝タイ＝とのキックボクシングルールのエキシビションマッチ（１９日、タイ・バンコク）へ向けた意気込みを語った。

　冒頭で７月３１日のＲＩＺＩＮでのデビュー２戦目を新型コロナウイルス感染のため欠場したことを謝罪した孝太。キャリア１戦でＫ－１で絶対王者と言われたレジェンドの相手に選ばれたのは、インスタグラムのフォロワー約６６万人の半数近くが東南アジアの人々という人気者だからだ。

　所属ジムの宮田和幸会長は、キャリアの差が大きいため、ブアカーオはＫＯするような攻撃はなし、などの条件で受諾したといい、「リングの上でけいこをつけてもらうイメージ」と説明。孝太は「世界のレジェンドとリングの上で向かい合える。いろんなものを吸収できたら。恐怖を感じるのも勉強だと思う」と意義を強調した。

　◆三浦孝太（みうら・こうた）２００２年５月２８日、兵庫県神戸市出身。三浦知良とモデルで女優のりさ子夫人の次男。幼少期からサッカーを学ぶが、明星学園高在学中に総合格闘技のＢＲＡＶＥジムに入門。２１年大みそかににＲＩＺＩＮで総合格闘技デビューし、ＹＵＳＨＩに１回ＴＫＯ勝ちした。身長１７５センチ。